2006年02月04日

ガラスの身体

ぼんやりと、そのシーンを眺めていたとき。
ふと、昔の記憶が甦りました。

私もその場所に行ったことがあるという、事実を。
思い出したのです。

そこにあるのは、一枚のガラス。

隔てる世界はあまりにも違い。
そこには確かに、越えられない壁が。あったのです。

直ぐ目の前に、いるはずなのに。
届かない声と、伝わらない温もり。
それでも。なにかを伝えようと必死で。
ガラスを叩いていた姿は。
昨日のことのように。頭の中に、戻ってきました。

越えられず、そして越えてはいけない、壁。

人が。人の前に存在するとき
あまりにも無力であることを、辛いほど感じました。
何もできない苦しみ。ただ、いるだけ。

でも。その存在に、救われることもあるのだということを知り。
少し。私も救われました。
posted by nepmoi at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | あの鐘を鳴らす | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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